トラックバックテーマ 第1099回「どうしても苦手なもの」
ゲームは本当に大好きなんですけど、
アクションRPGとかの、
あの緊張感、実は駄目。
慣れる、きっといつか慣れる、って思って、
苦手なくせに、無理矢理やってるんですけど、
本 当 に 無 理。
だから初め、
「アクションRPG好きな方々は全員無理してるんだ、我慢してるんだ、」
と思ってました。
「きっと精神力の問題だ」
「私はなんて腰ぬけなんだろう。」
「いや、こうして我慢してやってれば、いつか、きっと、慣れるだろう」
「気を強く持て」と。
そう、思ってた頃もありました。
例えばモンハン。
討伐対象が優雅に草とか食らってて、
あぁ、そのまま一生食べ続けてろ、
そして長寿を全うしてください。
私はあなたから何も奪いませんから。
だから頼むから、こっち見ないでね。と思ってるのに、
うっかり目と目があって、
その瞬間静寂に雄たけびがこだまし、
BGMがハイテンションになった瞬間の
あの恐怖は尋常じゃないです。多分、この瞬間、心意気イケメンな世の中のハンター達は、
「よし──来るがいい…俺に歯向かったことを後悔するんだな…!」とか思うんでしょうね。
それは大げさだとしても、ある種のスリルや快感は得ているのではないでしょうか。
だが私は違う。
ドスファンゴ(猪)が助走付けてるの見た時だったかな、
ゲームやってて初めて異物が胃から込み上げてくるのを感じたのは。
いや、『ゼルダの伝説~時のオカリナ』の、ファントムガノン登場シーンだったかも。
『トゥームレイダー』序盤の狼が出てくるところかもしれない。
もうね。
永遠に採集クエストやってられたらどんなに幸せだろうって思ったこともあります。
しかも敵出てこなくて。それで気球に手振ったり、アイルーさんと雪合戦したりするの。
それくらい、本当にあの緊張感嫌で嫌でたまらないんですけど、
それでも何か知らないけど、アクションRPG超面白いし大好きです。
新しいの出るとワクワクして、買ってやってみるとやっぱり怖いんだけど面白い。
この好意が本当に謎。不思議。
ゲームって不思議。