FC2ブログ
ゲームの感想文ブログです。良いゲームは人に知ってほしい。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『東京トイボックス 新装版』

「ゲームを作る人」になりたい───
小学校の卒業文集にそう書いたら、
お前は一生遊んで暮らす気かと親父に殴られた。

『東京トイボックス 新装版』(うめ、幻冬舎コミックス、2007)一巻より












一度でも親に「ゲーム関係の仕事したい!」
って言った経験のある人なら、ニヤリとしてしまう冒頭ではないでしょうか。
どうでしょう?




今回ご紹介するマンガ、
東京トイボックス』ならびに
続編『大(ギガ)東京トイボックス』は、
その「ゲームを作る人」達の青春を描いた熱血漫画です。





主人公は秋葉原にある小さなゲーム会社の社長。
髭は汚いし恰好も汚い。風呂入らないくさい
多くの日本人の「ゲ-ムクリエイター」のイメージを具現化したかのようなオッサンです。






でも、このオッサンが、とんでもないゲーム馬鹿。
過去に挫折もしてるし絶望もしてるし、みっともなくて超カッコ悪い行動取ったりもするんですが、
ゲームへの愛は本物。
どんな仕事でも、
一生懸命イノシシみたいに頑張ってる人って、
馬鹿だと笑う人もたくさんいるだろうけど、やーっぱカッコいいんですよね。



これからは、
「仕事とあたしとどっちが大事なの?!」
って泣き叫ばれた時に、まるで蛆虫を見るような瞳をして
「仕事」
って即答できる男が 流 行 り ま す ね 。



主人公以外の登場人物も、
たいがいゲームという仕事が好きすぎでヤバい。
ずっと全力疾走でゲームのこと真剣に考えてるかんじです。


そういう点が非常に少年マンガくさいノリで、
はっきり言って、ゲームクリエイターものとしては超読みやすい


ゲーム業界人を扱ったマンガで、
フィクションかつ一般人でもついていける内容のものってあんまりないんです。
なんか、知ってる人しか笑えないようなネタ満載なのとか、
俺SUGEEEEEEEE!!みたいなのばかり読んできた印象です。
(私の勉強不足でしたら申し訳ないのですが)
や、そういうマンガ、私は全然読みますけど、全然持ってますけど、
決して一般受けはしませんよね。
それもあって、私にはこの一冊は新鮮でした。


業界の厳しさや難しさ、面白さがぎゅっと凝縮され、
一般人の方々でも気軽にゲーム業界の一端に触れられる一冊なのではと思います。


私ごとですが、
父親に読ませたら意外と面白がってくれたのはしめしめ良い収穫でした。
ゲーマーの皆さんも、周りの人を洗脳&説得する際にはお勧めの書です。



なんか結構ぶん殴ってやりてぇキャラとかいるんですけど、
話としてすごく面白いのでぜひ一読ください!
スポンサーサイト

『ゲームデザイン脳 桝田省治の発想とワザ』

どッピンクな表紙が目印です。





『俺の屍を越えてゆけ。』『リンダキューブ』
などで有名なゲームクリエイター桝田省治氏が書いた本です。




「あの桝田ゲーと呼ばれる数々のゲーム、頭のどっから出てきたの?」
に答えてくれる、アイディアマンを目指す人のための読本。







面白すぎて一気に読んでしまいました。
なんだろう、こういうプロってマジで具体例が上手い

ゲームクリエイターって、
一見つまらんものをわかりやすくしたり面白くしたりするのが本当に得意なんですが、
彼の文章ではまさにそれが生きているなぁという印象。


内容そのものだけでなく、
そんな文体そのものにもヒントがところどころに散りばめられていて、
ランカちゃんもびっくりーなキラッキラな一冊です。




とりあえずこの本だけはBOOK・OFFには行かせねーわと誓いました。



お値段は1580円。
東京ゲームショウよりは高いが、サンタ工場の工場見学に行くには余りに安い値段です。
つーか絶対安い。

紹介するの迷ったくらい、面白い本です




桝田ゲーをプレイしたことがある人でなくとも、
ゲームの概要が説明されてるので普通に楽しめるかと思います。




ちなみに挿し絵は帝国少年さん。私は未だにこの人より素敵な町を描ける人を知りません。宮崎駿と張る。

『煩悩ゲームの世界─女のコにしか見えないゲームワールド』

鈴木順平『煩悩ゲームの世界─女のコにしか見えないゲームワールド』(KTC、2001)





主にPSの普通の有名ゲームをひたすら腐女子解釈するという本だと思います。





腐女子の皆さん、アンチ腐女子の皆さん、誰が読んでも面白い文体だと思いますが、
FF7に純粋に感動した方とか
乙女ゲームを純粋に楽しんでいる方とか
ソルカイと聞いて純粋に虫唾が走る方は読まないことをお勧めします。




とりあえず一番のポイントは作者が男性(ですよね?)であることでしょうか。






内容は、ひたすらビッグタイトルのゲームのキャラクター達を考察し、
時には相関図を用いて、時には画像を用いて、
至極真面目にカップリングを追い求めていくというものです。





もう、とりあえずゲームに男性二人がいればくっつけてます。




それはもう見事なくっつけっぷりであり、そこらへんの腐女子なんて足元にも及びません。

「それはこじつけです」とは言わせない。
…そんな謎の気迫が文章の隅々から感じられます。


キャラクターの過去から心の傷から完全に洗い出し、素行調査と証拠探しを行い、くっつける。
カミューとマイクロトフくらいなら当たり前です。

もう、なんかその情熱が凄い。



また、用語解説や煩悩ゲームの歴史などもまとめてあり、パンピーにも親切な一冊となっております。




私はというと、さすがに自分の好きなゲームが
「煩悩ゲーム傑作選」カテゴリにバッカスカランクインしていた時は
精神的ブラクラを起こしかけましたが、







でも、
面白いゲームの解釈をしている文章を読むっていうのは
たとえそれがどんな解釈であれ、面白いですよ!

『Famidas ファミダス キャラクター編』

毬夫、シバリみっきぃ、海老まよ『Famidas ファミダス キャラクター編』(マイクロマガジン、2005




ファミコンゲームのキャラクターの中から100名を紹介する本です。
要はヒーロー辞典でしょうか。
愛すべき脇役たちもたくさん収録されています。




マリオやロト一族は勿論、
神宮寺三郎果てはラサール石井&チャイルズまで。
よく集めたもんです。


私の場合、全然知らないキャラクターもいましたが、
多くがゲームのリメイクなどで見かけるキャラクターであり、
なんやかんやで今もファミコン時代の血脈を感じるなぁと思いました。逆に。





RPG、アドベンチャー、シューティング…
この本のジャンルの無差別さったらないです。
とにかく魅力的なキャラクターを片っ端から集めてます。




解説は年代ごとに並んでおり、ヒーローの変遷を垣間見ることができます。





この本が面白いのは、
辞典のような形式をとりながら、作者なりの考察が入っているところでしょうか。
「なぜこの主人公の人気が出たのか」など冷静かつ的確に解説しています。
当時の思い出など、共感できる方も多いのではないでしょうか。
いいなぁ。



文体も巧妙で、何度読んでも飽きがこない本です。





あと内容の意外性ですね。
この主人公こんな設定だったんだみたいな。


私は若いころは、ゲームの登場人物の名前とか設定とかどうでも良かった人間なので
余計に驚きが多かったです。




「ファミコンゲーム全然知らないけど、ちょっとやってみたい」
という方はこの本を読んで主人公から入るのも良いのではと思いました。

お勧めです。

『ゲーム脳の恐怖』

森昭雄『ゲーム脳の恐怖』(日本放送出版協会、2002)



ゲーム脳って言葉、流行りましたよね。
その言葉を一躍有名にした方が書かれた本がこちらです。








本書の内容をまとめると
ゲームを子供のころからやってるとヤバい。
というか、(体を動かさない)ゲームはヤバい。脳がいかれます。
以下に実験結果をまとめました云々。

ということかな、と思います。




ネットでは、この本を読んで
「実験データが曖昧」
「科学的根拠が結局証明されていない」
「偏見」
「ゲームをやらない人に批判されたくない」

という意見をもった方が多いように見えます。



私もそれには賛成です。
ゲーム知らない人にこんな曖昧なデータで批判されてたまるかと思いました。
これを「科学」としていたずらに不安を仰ぐのはいかがなものかと。






しかしこういう考えが社会的に有名になったのは良かったと思います。
幼いゲーマーとその両親にとってこれくらいの抑止力は必要ではないでしょうか。





むしろ最近の

「ゲームを教育に使おう。ゲームは良い効果をもたらす」

とかそういう意見のほうが私にはどうも気持ち悪いです。
はぁー?ゲームは娯楽でいいじゃねーかよわけわからんわ帰ってドラクエやれ
と思ってしまいます。

(でも最近は周りの大人があまりにも褒めちぎってるので
 「認識改めようかな…」という気にもなっておりますが)





だからこの本は娯楽としてのゲームを否定してくれているわけで、
細かな内容差し置けば、良いストッパーになるのではと感じました。






バカにつける薬はないと言いますが、俄かゲームバカの私としましては、
科学的根拠に疑問を持っても、いささかビビりましたし…。



「ちょwwゲーム怖え!」と。



やっぱこういう、
ゲームを否定するような本も読まなくちゃいけないのかなーと思います。
私は克己心というものがないので、それこそ薬として。
プロフィール

魚ゲンゴロウ

Author:魚ゲンゴロウ
訪問ありがとうございます。
ノガメノリッフェ へようこそ。

ゲームが好きです。

フリー商業ゲーム問わず
ゲームの紹介文を書いています。


ネタバレはしてないつもりです。


ゲームのことしか書いていません。
すみません。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
検索フォーム
御覧の通り過疎です
QRコード
QR
リンク
ギョタク
注:音量が大きめです。
やめたくなったら「右クリック」で「巻き戻し」を選択してください。
フネログ
こりゃすげぇ
gooゲーム検索
gooにあるフリーゲームの検索が可能です




developed by 遊ぶブログ
ワードを入れずに、例えば「ダウンロード」「更新日」「RPG」だけで検索しても面白いです
『ワールド・ネバーランド』
~ナルル王国物語~ 10年遊べる(実話w)、世代交代ゲームの新作。
仮想世界シミュレーションゲーム「ワールド・ネバーランド ~ナルル王国物語~」オフィシャルサイト
『PSPo2∞』
期待!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。